トピックス


「俳句αあるふぁ」創刊15周年
毎日俳句大賞創設10周年記念シンポジウム

3月5日、東京・千代田区、如水会舘。「<古池や蛙飛び込む水の音>は本当に名句なのか」をテーマに、有馬郎人・宇多喜代子・金子兜太・黒田杏子・芳賀徹・長谷川櫂・稲畑廣太郎・小川軽舟の各氏がパネリストとして出席した。


第18回日本伝統俳句協会各賞決定

2月14日。第18回協会賞に椋誠一郎氏「あそび歌」(30句)、同特別賞に湖東紀子氏「我輩は」(30句)、同新人賞に木原佳子氏「お伽話」(30句)、同新人賞奨励賞に浅利清香氏「秋の日に」(30句)が選ばれた。授賞式は6月24日(日)、東京・千代田区、都市センターホテルにて行われる日本伝統俳句協会通常総会席上にて。


第62回現代俳句協会賞決定

2月10日。同賞に塩野谷仁氏の受賞が決定した。同氏は昭和14年、栃木生まれ。現在「遊牧」代表。句集に『東炎』『荒髪』ほか。受賞式は、3月24日(土)、平成19年度現代俳句協会通常総会席上にて。


第7回現代俳句大賞決定

1月27日。同賞に、和田悟郎氏の受賞が決定した。同氏は大正12年、兵庫県生まれ。昭和44年、第16回現代俳句協会賞受賞。現在「白燕」代表。句集に『座忘』『人間律』ほか。受賞式は、3月24日(土)、平成19年度現代俳句協会通常総会席上にて。


第11回「あなたの一句が地球を救う」心のメールキャンペーン各賞発表

 第11回「あなたの一句が地球を救う」心のメールキャンペーンによる俳句募集は2006年11月11日に締め切られ、最終応募者数約800名、応募句総数約2600句となり主催団体である地球ボランティア協会(本部・兵庫県芦屋市、稲畑汀子会長)より3月1日、日本郵政公社総裁賞を含む上位入選句と特選句の11句が発表された。

 選句には稲畑汀子、今井千鶴子、岡安仁義、倉橋羊村、千原叡子、松澤昭、水田むつみ、宮津昭彦、山田弘子、山崎聰、山崎ひさをの11氏が当たり、日本郵政公社総裁賞、日本放送協会賞、俳人協会賞、日本伝統俳句協会賞、現代俳句協会賞、地球ボランティア協会賞が各1句、各選者特選賞11句、各選者秀逸賞44句、各選者佳作賞440句を決定した。

 今回の発表について地球ボランティア協会の稲畑誠三事務局長は「広く日本全国から、俳句とともに、途上国の人々の生活向上や地上の生命を守る活動を応援したいとの思いが寄せられた。この思いに答えるため、寄せられた投句料を今までにも増して有効に活用していきたい。」と述べている。

 このキャンペーンに寄せられた投句料約300万円は、主に途上国での医療、給食、教育や国内でのボランティア活動の資金として役立てられることになる。こうした活動は報告書にまとめ、6月には投句者全員と関係先に送付することになっている。

 地球ボランティア協会(Global Voluntary Service)は、世界に散在する恵まれない地域の人々の生活向上と環境保護を目的に1992年に設立されたNGO(国際協力民間団体)である。同協会では、毎年恒例化したこの「あなたの一句が地球を救う」心のメールキャンペーンの第12回目を6月初旬から開始する予定。

上位6賞

日本郵政公社総裁賞

源流の一滴にして滴れり

井上千鶴

日本放送協会賞

渦潮の盛りの白さ月出づる

上崎暮潮

俳人協会賞

門火爆ぜ星にまたたき移りけり

岩村恵子

現代俳句協会賞

蓑虫のちよつと覗いてゐる濁世

村田明子

日本伝統俳句協会賞

蝉脱皮土の記憶を消しさりぬ

原尚久

地球ボランティア協会賞

焦るまじ吾が人生も双六も

中山美枝子


特選

稲畑汀子選

焦るまじ吾が人生も双六も

中山美枝子

今井千鶴子選

源流の一滴にして滴れり

井上千鶴

岡安仁義選

朝までに浴衣を縫ってくれし母

多田羅初美

倉橋羊村選

握手より始まる介護今朝の春

寺門勇治

千原叡子選

蝉脱皮土の記憶を消しさりぬ

原尚久

松澤昭選

蓑虫のちよつと覗いてゐる濁世

村田明子

水田むつみ選

地に還る木の実餌となる木の実かな

山村千恵子

宮津昭彦選

門火爆ぜ星にまたたき移りけり

岩村恵子

山田弘子選

渦潮の盛りの白さ月出づる

上崎暮潮

山崎聰選

ひとの世と別の歩みのかたつむり

芝根南

山崎ひさを選

絵手紙のことば短し鳳仙花

緒方輝子